圧延FCC
Fe(鉄)、Cr(クロム)、Co(コバルト)を主成分とし、圧延法を用いて製作します。鋳造FCCと同様に、アルニコ磁石よりも高い残留磁束密度(Br)が特徴です。
製品特徴
加工性に優れており、異形加工・プレス加工・絞り加工等の各種加工が可能です。鋳造では製作が困難な薄物・小物・複雑形状等の製作対応が可能です。磁石特性のコントロールが難しいと言われる圧延FCCですが、弊社では品質の安定度は世界トップクラスの実績があり、多くのお客様からの信頼を得ています。
製品用途
製品詳細
・CKSR-150
材質 | 等方性 |
最大エネルギー積
(BH)max kJ/㎥(MGOe) |
8.7 ~ 15.2(1.1 ~ 1.9) |
残留磁束密度
Br T(kG) |
0.80 ~0.90(8.0 ~ 9.0) |
保持力
HC kA/m(kOe) |
31 ~ 39(0.40 ~ 0.48) |
Brの温度係数
⊿Br/⊿T×100/Br(20℃)(%/℃) |
-0.05 |
必要な磁化力
kA/m |
200 |
・CKSR-550
材質 | 異方性 |
最大エネルギー積
(BH)max kJ/㎥(MGOe) |
42.1 ~ 54.2(5.3 ~ 6.8) |
残留磁束密度
Br T(kG) |
1.30 ~ 1.44(13.0 ~ 14.4) |
保持力
HC kA/m(kOe) |
42 ~ 54(0.53 ~ 0.67) |
Brの温度係数
⊿Br/⊿T×100/Br(20℃)(%/℃) |
-0.03 |
必要な磁化力
kA/m |
200 |
※上記磁石特性値は、磁石の形状・寸法により特性の確保が困難場合がありますので参考値となります。保証特性はご相談の上、設定させて頂きます。